梅の季節に読んだもの②

前記事の続きです
面白かった本の感想など備忘録的に、ちょっと書いています♬

散歩の途中に撮った梅の画像も併せて

フーガはユーガ (実業之日本社文庫)

• 作者: 伊坂 幸太郎
• 出版社/メーカー: 実業之日本社
• 発売日: 2021/10/07
• メディア: Kindle版
  
  
  
  
  
  伊坂幸太郎さんも本屋さんに平積みになっていると
  思わず買ってしまう作家さん♬
  どの作品でも、ちょっと超常現象みたいなものが織り込まれているのが
  面白いのですが、（あんまり詳しく書かないのがエチケット？）
  この作品は、その現象が前面に押し出されていて
  読みながら「え～？？そんなワケないでしょ？」と
  突っ込みたくなってしまうのが楽しいポイントです
  物語全体の流れとしては、
  超常現象はさておき、不幸な家庭に双子として生まれた男二人の
  心温まる結びつき・・というカンジなのかなぁ？
  
  初めて伊坂作品を読んだ「重力ピエロ」の時から
  登場人物の会話のやりとりの面白さにハマっています
  
  

金閣寺 (新潮文庫)

• 作者: 三島 由紀夫
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2020/10/28
• メディア: 文庫
  
  
  新聞の書評欄に最近三島由紀夫が
  再評価されている・・と書いて有ったので
  そう言えば、わたし三島由紀夫って
  勉強のテキストとかでは色々読んだけど
  ちゃんとした一冊読んだことが無いかも・・と手に取りました♬
  （右翼的な思想とか男色・・って、女性には敬遠されちゃいますよねぇ～）
  男性には人気あるのか、主人は学生時代に何冊も読んでいて
  「理屈っぽいよぉ(*´▽｀*)すぐ飽きちゃうに決まってるよ～」と
  からかいます
  
  ふふ♬かなり苦戦しましたが、
  ちゃんと読破して・・ワタシって偉い!!って自画自賛しています!!
  
  暇つぶしのミステリーしか読まない私が三島を語るのは
  おこがましいので、簡単な感想ですが・・
  
  例えば向こうから男が歩いてくる・・というようなシーンでも
  まるまる１ページ費やして、その状況を丁寧に描写する観察眼
  洞察力、凄いもんだなぁって、改めて感心しました(*´▽｀*)
  
  三島由紀夫というと私達の世代にはセンセーショナルな最期ばかりが
  記憶に残りますが、いま再評価されているという事
  なるほどなぁって、理解できましたよ

護られなかった者たちへ

• 作者: 中山 七里
• 出版社/メーカー: NHK出版
• 発売日: 2018/01/25
• メディア: Kindle版
  
  
  お気に入りの佐藤健さん主演の映画の原作ですね♬
  へぇ～♬どんなお話なのかなぁって興味をもったところ
  同じくミステリー好きな姪からまわってきましたよ
  
  いわゆる社会はミステリーというものですね。
  東日本大震災後の仙台を舞台として
  生活保護にかかわる人々の間に起きた連続殺人事件・・
  登場人物が多く、それぞれにストーリーがあり
  どんどん、感情移入させられてしまう・・
  
  最後まで犯人が解らなく、お約束のどんでん返しも
  なるほどなぁってうならせてくれる狡猾なものです。
  睡眠時間が減ってしまっても、ページを捲る手が止まらなくなってしまう、
  推理小説の醍醐味を十分味わいました(◎_◎;)
  
  「中山七里さんて、いつかカエルが出て来る連続殺人鬼のヤツよんだら
  怖かったんで、それから読まないんだよ」と姪に言ったら
  「え～(◎_◎;)何言ってんの？
  すごく面白いんだよ!!『さよならドビュッシー』読んでみてよ」と。
  は～い、読んでみます

コメント 12

三島由紀夫、一度挑戦しましたが
あえなく撃沈した記憶があります
by くまら (2022-03-22 11:18) 

梅パチリ、ムズイですぅ～～～（＞＜）
本を開く余裕なく、カメラ抱えてテクテクしてて
ばぁ～ばに飽きれられてるの（＾∞＾；
by ちょろっとぶぅ (2022-03-22 12:07) 

気に入った作家さんに出会えると楽しみが増しますよね♪
私はごくごく（ビール飲みたいですね♪）偏った読書で
お気に入りの作家さんも数人です。
しかも全員が７０歳を超えてしまったので。。。。(T_T)
生きの良い文体がしっくりする作家さんを見つけないと・・・
と思っているのですが、なかなか、どうして。。。
by Rchoose19 (2022-03-22 12:35) 

今日は沙美ですね、雪が少しともりました
節電に協力しながら暖房しています
by koh925 (2022-03-22 17:09) 

拙ブログへのコメントありがとうございます。
伊坂幸太郎さんは仙台市在住です(^^)
＜金閣寺＞は中学生の時に読みましたが、
凡庸な中学生が理解できる作品じゃなかったです。
by johncomeback (2022-03-22 19:51) 

紅梅の妖艶な枝ぶり、素敵ですね～♪
カエルが出て来る連続殺人鬼のヤツ
映画で観ました。
本だとまた違うんだろうなぁ…
護られなかった者たちへも予告編観て気になっています＾＾
by raomelon (2022-03-22 23:10) 

三島由紀夫は、私もちゃんと読んだことないです。
って言うか、読もうという気もしないから当然なんですが～(^▽^;)
by よーちゃん (2022-03-23 10:11) 

読んでてのめりこめる本って楽しいですよね。
三島由紀夫は軍国的な面が多いかな、壮絶な最期でしたね。

by お散歩爺 (2022-03-23 18:06) 

以前はチョットちぐはぐですが、村上春樹とか東野圭吾とか読んでましたが、
最近は、押しの歌手のCD聞いたりDVD見たりと怠惰な日々を送っています(-"-)
すこし読書のほうに回帰せねばね～と思うばかりで・・・
by きまじめさん (2022-03-23 23:29) 

★くまらさん
あらら、それは残念な・・
でも、わたしも撃沈寸前でした～(/ω＼)

★ぶうたん
ぶうたん、お仕事も忙しいもんね(＾◇＾)
今はパチリに集中するのが楽しいよね♬
頑張ってカッコ良い写真撮ってね!!

★Rchoose19 さん
特定の作家さんをしっかり読み込むのは
凄く感情移入できて楽しいですよねぇ～
でも・・なるほど～(；一_一)
気にいった作家さんが
高齢になってしまうという
悩みも有るんですねぇ。。

★koh925 さん
停電になるから
節電しろと突然言われても、
困ってしまいますよね(+_+)
by まこ (2022-03-24 15:33) 

★ johncomeback さん
伊坂幸太郎さんの作品は、ほとんどの舞台が仙台ですよねぇ♬
私は仙台に行ったことが無いのですが
彼の作品のお陰で仙台で走り回っているような気がしてきます♬
ふふ♬＜金閣寺＞は、凡庸なおばちゃんにも理解できなかったです。。。

★raomelon さん
わぁ～♬有難うございます!!

さすがクーママさん♬
カエルのヤツ映画観たんですね？
凄く怖かったんじゃないかしらん？
＜護られなかった・・＞は、どんなだろう？
ほんと、気になりますね!!

★よーちゃん
うんうん、三島由紀夫さん読もうという気がしないの
解かるわぁ～(+_+)

★お散歩爺さん
もう少し、高尚な本を読めれば良いのだけど
まぁ～楽しいから良いかなぁって♬
三島由紀夫さん、ショッキングでしたよねぇ(◎_◎;)

★きまじめさん
ややや、私もボーっとテレビ見て
一日が終わってしまうコト
多いので同じくですよぉ～^_^;
村上春樹や東野圭吾は、多作なので
ゆっくり読んでいても楽しみは続きますね♬

by まこ (2022-03-24 15:48) 

老眼が酷くなってから
ほとんど読書はしていません。
読みたくて買っても途中で挫けてしまいます(^^;
by 美美 (2022-03-24 20:16)